2007/02/06

大武川区、アンケート結果の衝撃(組合にとって)

北杜市大武川区は灰溶融炉建設計画に関して区民の成人106名を対象にアンケートを行ったが、その結果は組合にとって大変厳しいものだ。「危険度が高く全く反対である」と答えた区民はなんと97名、全体の91.5%。
このアンケート結果に基づき、大武川区は諏訪南行政事務組合に対し、建設の白紙撤回を求めたそうだ。これで、組合が言う「地元4区」にうち、花場区、休戸区と大武川区と言う3区が、事実上建設反対を表明している。
このようなアンケートで住民の意識をきちんと把握した大武川区に敬意を表したい。川路地区でも同じようなアンケート調査を行った場合、どんな結果が出るだろうか。
大武川区のアンケートの「ご意見」欄にも、大勢の区民は意見を書いた。バランスよく賛成と反対の意見をここでも紹介しようと思ったが、賛成意見は2つしかなく、反対意見は37つもあった。そこでとりあえず数字的な結果を紹介することにした。
こうした結果を受け、組合の地元住民に対する誠意ある態度を切望する。

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1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

すごい結果だね。アンケートを行って、本当によかった。大武川区、ありがとうございます!休戸区と花場区に続き、地元住民はやっと組合に対して本音をぶつけている気がするね。組合は大武川区に対しても全く誠意を見せていない。協議もせずにあの薄っぺらな、同意書同然の公害防止協定書を突きつけるのはその良い例だ。「条件(公害防止協定等)をつけて賛成する」と答えた区民が8名しかいなかったことから、大武川のほとんどの区民があの協定書に調印する危険性を認識したようで、とにかく良かった。これで北杜市も、もう見てみぬふりはできないはずだ。