2006/10/16

灰溶融炉の悲惨な現状を伝えたNHKニュース (shiryo)

NHK山梨が10月13日、NHK全国放送が14日と15日に放送したニュースで、山梨県の大月市と都留市で作る広域事務組合の灰溶融炉の悲惨な現状を伝えた
4年前に46億円もの建設費をかけて焼却施設と一緒に建設された灰溶融炉施設の稼働状況は予想外で、去年1年で稼働したのは21日間だけ。予定では4700トンの焼却灰をスラグ化するはずが、たったの238トンしかできず、今年にいたっても、わずか13日のみ稼働しただけという。
原因はJIS規格に適合したはずのスラグの需要がまったくないためだそうです。
ニュースでは、大月の灰溶融炉の中にカメラが入っていて、貴重な映像も幾多あります。
諏訪南行政事務組合は二十数億円の皆様の税金をかけて富士見町の休戸で同じような灰溶融施設を作ろうとしている。この映像を見れば、どれだけ無責任な計画かは一目瞭然だと思います:
http://fujimi.mond.jp/files/061013_Otsuki%20haiyoyuro.wmv

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

放送があったことは噂で聞いていましたが、このようなかたちで見ることができて嬉しいです。ありがとうございました。灰溶融炉やガス化溶融炉の実情は、事故は多いし灰を燃やしても体積は減らないし、ひどいらしいですが、表に出てこないようです。このような放送をしてくれた山梨のNHKは素晴らしいですね。ほんとのジャーナリズム精神を久々に見ました。住民説明会を取材、放映してくれないでしょうか?行政の無責任な返答、是非放送して欲しいです。山梨県の方々にも大切な問題ですし…。NHK山梨さん、お願いします!