2006/09/07

8月26日説明会の録音ファイル (shiryo)

8月26日の3回目の住民説明会の録音を5つのファイルに分けてアップしましたので、興味ある方はダウンロードしてください。今回の会場は町民センターと言う事で、音質は問題ない。ただしリコーダーはソニーのもので、録音を聞くのにソニーのDigital Voice Player Ver.2.1が必要。Windows環境なら、ここからダウンロードできる:(4.5MBぐらいのファイルです)
http://www.sony.jp/support/p-audio/contents/download/dvp204_01.html

説明会の録音ファイルは次の通り。それぞれ2.5-4.0MBぐらいです。
http://fujimi.mond.jp/files/060826_setsumeikai_01.dvf
http://fujimi.mond.jp/files/060826_setsumeikai_02.dvf
http://fujimi.mond.jp/files/060826_setsumeikai_03.dvf
http://fujimi.mond.jp/files/060826_setsumeikai_04.dvf
http://fujimi.mond.jp/files/060826_setsumeikai_05.dvf

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

公開質問状に対する答えは、ほとんどすべてにおいて答えになっていないものだと思います。例えば、灰溶融炉の煙突から出る有害物質は、ダイオキシンだけではなく、鉛、水銀などの重金属など多数あります。調べれば調べるほど、不安になる材料ばかりです。「この施設によって被害がでることは100%ない」という根拠を尋ねたら「最新の安全な施設ですから」という答えだけ…。まったく答えになっていない。行政の怠慢、勉強不足、モラルの低さが浮き彫りになった答えでした。
 この灰溶融炉の建設は、健康被害の点から、環境汚染の点から、財政負担の点から、全てにおいて「いい事は何もない」と思えます。次世代への「負の遺産」以外の何者でもないと思います。説明会の会場で何人もの方が言われた通り、ごみ減量に本気で取り組むことが、まず第一に必要ではないでしょうか?
 灰溶融炉建設の代替案としての、個人的意見です。焼却灰の埋立地があと2年で満杯になるそうですが、先進自治体並みにごみを80%減量できれば、あと10年もちます。その間に次の案を検討し、もし間に合わず一杯になってしまったら、焼却灰を民間委託してお金を払って業者に引き取ってもらうのも止むを得ないと思います。しかし、ごみは自分の地域で処分するのが本来の姿であり、広域化ではなく、小さい単位で処理して、出したごみの行方が実感できるほうが良いと思います。最終的には、生産者へ容器の再利用とリサイクルを要求し、2020年までにゴミゼロを目指すゼロ・ウエイスト宣言のような形態がベストではないでしょうか?3市町村でゼロ・ウエイスト宣言をするのは良い選択だと思います。自分で、上勝町の真似をして34分別をしてみていますが、慣れればさほど面倒でもなく、次世代にツケをできるだけ残さない生活は、気分がいいものです。ゼロ・ウエイスト宣言は、決して非現実的ではないと、実感できます。
また、今燃やしているごみからプラスチックを分別すれば、燃やすものは紙などの有機物の割合が増えて、焼却灰中のダイオキシン濃度が下がり、毒性が低くなると予測されます。つまり、焼却灰の性質が変わるので、埋め立て管理しやすくなったり、灰を使ったリサイクル資材が開発されるかもしれません。灰溶融炉やガス化溶融炉は、事故が多発しコストがかかりすぎるため、10年後には国も補助金を付けてまで推進しなくなり、別の方法が推奨されるようになるかもしれません。
 確かに灰溶融炉に関する行政のやり方は大きな問題です。しかし、行政は、毎日でるごみを何とかしなければならないのであり、私たちも、「反対」「批判」だけでなく、「対案」「具体的提案」をしていくのが、いいのではないかと思いました。

匿名 さんのコメント...

数年前、兵庫県明石市で人工砂浜がくずれたため4歳の女の子が飲み込まれ、死亡した事件があった。業務上過失致死罪に問われた当時の国土交通省職員ら4人は神戸地裁の今年7月7日の判決で無罪となったが、意見陳述で亡くなった子どもの父親は
「ほんの少しでも、『もし自分の子どもや孫が利用したら』との意識があれば、事故は防げていたのです」
と述べたそうだ。
組合の理事者や職員と議員にこの「もし自分の子どもや孫が...」と言う意識を持って欲しいが、質問状の回答や説明会での無礼な態度を見る限り、そう言う意識は皆無と考える。彼らは環境ホルモンの怖さを知っているのだろうか?「奪われし未来」(シーア コルボーン著、翔泳社; 増補改訂版版)を読んだことがあるのだろうか?もし、読んでいれば、このような施設の建設を考えるはずがない。
3回の説明会に参加して益々強く感じるのは責任者の勉強不足と誠意の無さ。計画中の施設から吐き出されて行くダイオキシン類などの毒物により、健康と子孫を残す機会を奪われ兼ねない富士見町(また隣の北杜市)の若い世代の事を果たして考えているのだろうか?
 考えていれば、せめてダイオキシン連続監視システムの導入を真剣に検討するはずだが、今回の説明会で導入を提案した住民は、全く取り合ってもらえなかった。むしろ組合長は提案者を馬鹿にするような態度を示し、見ていて大変不愉快だった。
 矢崎組合長、矢嶋副組合長、清水副組合長、事務局の面々、そして住民の代表として組合の議会でこの施設の建設に対して議決権を持っているにもかかわらず、説明会に足を運び住民の生の声をほとんど聞こうとしない組合の議員(人の命がかかっている問題だぞ!もう、恥を知れ!)に言いたい。
「もし自分の子どもや孫が施設の直下、あるいは風下、川下に住んでいたら」
 と言う意識を持って取り組んで欲しい。それが最低限の誠意ではないか。