灰溶融炉の建設費のうち、3分の1は国からの交付金で賄われます。灰溶融炉を建設する為に、その交付金をすでに使って旧焼却施設を壊しているので、もう後戻りはできない、と組合側は言っていますが、そんなことはありません。
去る2月27日に「八ヶ岳周辺のごみ問題を考えるネットワーク」の有志11名で、交付金を出す環境省に行って要望書を提出して来ました。(要望書の内容などについて、同行したエンジェル千代子富士見町町議会議員はホームページで詳しく紹介しているので、こちらで見てください。)
そこで、環境省の担当から、今回交付される循環型社会形成推進交付金について、「灰溶融炉ではない施設への変更が今からでも今からでも可能」とのお話を伺って来ましたので、肝心な部分を下記で紹介したいと思います。
住民有志 :循環型社会形成推進交付金とは…?
環境省担当:(中略) …これは補助金に比べて自治体の裁量が高まっていますので、市町村がそのようにご判断されれば、我々の制度の範囲内であれば支援していくという事でやっています…(中略)
住民有志 :交付金の変更について
環境省担当:(中略)…別に灰溶融炉を一回決めたから作ってくださいってことでもないですし、断ったから二度と循環型交付金でもう二度と支援しませんよってことでもありません。…(略)
住民有志 :灰溶融炉ではなくてもいいんですね?
環境省担当:もちろん構いません。リサイクルセンターとか分別するとか…(中略)
住民有志 :たとえば生ごみを運んでバイオガスの施設をつくる施設は可能ですか?
環境省担当:もちろん、メタン発酵させて回収して使うって言う事業はとても良い事業だと思います…
住民有志 :ここまでいったらもうダメですというようなタイムリミットはありますか?
環境省担当:そういうものは特にないですよ。
住民有志 :枠の中で変更も可能ですか?
環境省担当:はい、変更も可能です。
住民有志 :先進的なモデルだと2分の1でるらしいけど、今からでも3文の1が2分の1になる可能性はありますか?
環境省担当: あります。ただ、私たちの予算の限られていまから・・・(中略)
2007/05/06
2007/03/29
小林峰一を応援しています

「八ヶ岳周辺のごみ問題を考えるネットワーク」の呼びかけ人の一人である小林峰一さんは県議会に挑戦することになりました。
詳しくは:http://minekazu.com/
リーフレットも掲示されています。
勝手連もできて、ブログもできました。
村井県政になってから長野県は果たしてよくなったんでしょうか?3月に発表された行財政改革プランでは、数百人の教員削減と数十人の警察官増員が打ち出されています。大きな疑問符が付く大型公共事業も再開されそうです。こんな県政に目を光らせてくれる見張り番として、小林峰一さんのような人は絶対に必要です。全面的にその挑戦を応援しています。峰一さん、頑張ってね!
灰溶融施設予算を可決
長野日報の記事です。
(画像をクリックすると、オンライン記事へ飛ぶ)

同日、ネットワークのメンバーは建設中止の要望書を矢崎組合長に提出しました。

昨年10月の説明会以来、矢崎組合長との久しぶりの対面でした。
組合は3月中にまた説明会を開くと言う約束を忘れているようです。
本議会前の全員協議会の席で組合長は一般住民のための説明会はもう開くつもりがないというようなことを言いました。私たちは説明会でダイオキシン測定法、重金属の危険性、事故の可能性、コストの問題、スラグ利用による土壌汚染などについて疑問をぶつけてきましたが、組合はそれらの疑問に答えないまま、一般向きの説明会を終了し、計画を強引に進めようとしています。この段階でさえ説明責任を果たしていない組合は、施設ができてから生じうる事柄について果たしてきちんと説明責任を果たすでしょうか。説明会を開くと言う簡単な約束さえ守れない組合は公害防止協定などで色々約束しても、信頼できるでしょうか。
(画像をクリックすると、オンライン記事へ飛ぶ)

同日、ネットワークのメンバーは建設中止の要望書を矢崎組合長に提出しました。

昨年10月の説明会以来、矢崎組合長との久しぶりの対面でした。
組合は3月中にまた説明会を開くと言う約束を忘れているようです。
本議会前の全員協議会の席で組合長は一般住民のための説明会はもう開くつもりがないというようなことを言いました。私たちは説明会でダイオキシン測定法、重金属の危険性、事故の可能性、コストの問題、スラグ利用による土壌汚染などについて疑問をぶつけてきましたが、組合はそれらの疑問に答えないまま、一般向きの説明会を終了し、計画を強引に進めようとしています。この段階でさえ説明責任を果たしていない組合は、施設ができてから生じうる事柄について果たしてきちんと説明責任を果たすでしょうか。説明会を開くと言う簡単な約束さえ守れない組合は公害防止協定などで色々約束しても、信頼できるでしょうか。
2007/03/22
組合の情報公開体質
諏訪南行政事務組合が実際に灰溶融炉を建設した場合、万一の事故や故障等を含め、運転状況についての情報を入手しようとしても、果たして公開されるものだろうか?
この間、富士見町のエンジェル千代子町議の組合に対する情報開示請求の結果を見た限り、組合は都合の悪い情報を絶対公開しないと言う事がよく分かる。「非公開」と言う3文字は組合の体質を象徴していると思われる。
公害防止協定を結ぶ上でも、情報公開の徹底はもっとも肝心な課題の一つ。組合が積極的に運転状況を示す情報などを開示しないと、いかなる協定を結んでも意味がない。構成自治体の議員に対してもこれだけ情報公開を渋っている組合と公害防止協定を結ぶ事はやはり危ない。
この間、富士見町のエンジェル千代子町議の組合に対する情報開示請求の結果を見た限り、組合は都合の悪い情報を絶対公開しないと言う事がよく分かる。「非公開」と言う3文字は組合の体質を象徴していると思われる。
公害防止協定を結ぶ上でも、情報公開の徹底はもっとも肝心な課題の一つ。組合が積極的に運転状況を示す情報などを開示しないと、いかなる協定を結んでも意味がない。構成自治体の議員に対してもこれだけ情報公開を渋っている組合と公害防止協定を結ぶ事はやはり危ない。
2007/03/10
3月8日発行のチラシ (katsudo)
2007/03/03
灰溶融炉の不都合な真実:最近のニュースより
米元副大統領アル・ゴアーの「不都合な真実」と言う地球温暖化の脅威を訴えるドキュメンタリー映画がアカデミー賞も取り、話題になっている。灰を溶融するために必要な、莫大な燃料の量と、それを燃やす事で発生する多量の二酸化炭素を考えると、灰熔融炉も地球温暖化に大いに加担する施設だと言える。しかし他にも、溶融施設にまつわる数々の「不都合な真実」がある。最近のニュースから、そのいくつかを拾った。
まず、スラグの安全性を疑っているのは私たちだけではないようだ...
スラグはJIS規格ができても、その規格は酸性雨と言う現状を無視した、売り手側を最優先したもので、安全性を保障するものではない。この「不都合な事実」が多くの住民に知り渡っているため、スラグは売れない。売れないから、置く場所が必要で、宇都宮市のような自治体は商売にしようと思って特区申請をしたりするが、そこで案の定、その「不都合な真実」を知っている住民は反対する。
スラグの規格を今よりずっと安全なものにしない限り、これからも売れる可能性は薄いし、使ったところで反対運動が起こるだろう。が、今稼動している溶融炉では、重金属を取り除いた安全なスラグはできない。困ったもんだ。
それにしても、宇都宮市の佐藤市長はひょっとするとスラグよりも怖い存在かも、と思いませんか?
安全性とは別に、溶融炉がどれだけの金食い虫、そして行政が時々どれだけの判断ミスを犯すかを知りたい方は岸和田市、貝塚市の例をどうぞ:
岸和田市・貝塚市が「ごみ処理施設『勘違い』で53億円の負担増
しかし益々笑っていられないのは埼玉県寄居町にある「彩の国資源循環工場」での最近の出来事。
まず、住民との公害防止協定がきちんと守られていたらとっくに明るみに出てはずの、環境基準値の27倍の鉛検出。2月2日に明らかになったが、検出されたのはなんと去年の8月!ちなみに原因はその業者オリックス資源循環が「安心施設」と歌っているガス化溶融施設だった。(業者の言い分はここ。県の調査結果はここ)
これを読めば分かるのは、溶かした焼却灰を冷やし固形化するため施設内を循環する水が、取り除かれずにその固形物(スラグ)と一緒に外部に漏れていた。同工場は我が組合でも歌っている、排水を外部に漏らさない「クローズドシステム」を採用しているが、あまりにも初歩的なミスで開いた口がふさがらない。業者オリックス資源循環に委託でプラントを操業しているのはJFE環境ソリューションズと言う、JFEグループの子会社。日本の先端技術を代表するような膨大な企業の傘下にある業者が重金属流出の可能性を事前に見破らなかったわけで、お粗末過ぎる事態だ。県は県で、調査をした結果、鉛が敷地外に流出した可能性は少ないという事で付近住民全員には特に知らせず、住民代表の環境監視員や寄居町に知らせただけだった。どうも情報公開体制こそが、なるべく「不都合な真実」を外部に漏らさない「クローズドシステム」のようだ。
この点に関して環境政策シンクタンク「環境総合研究所」の池田こみち副所長は「工場排水が工場外に出ないという『クローズドシステム』の破たんが明らかになった。先進的なモニタリングシステムでも、数値を“身内”でみて、都合よく評価していては意味がない。第三者機関が評価して、是正を求める体制が必要だ」と言っている。
オリックス資源循環の田中勝文社長は「せっかく事業機会を与えてくれた住民に申し訳なく深く反省している。今後は再発防止に努める」としている。
数日後、新たに基準の6.1倍のダイオキシンと5倍のホウ素が検出されていたことが分かった。埼玉県は1月25日までにこの事実を把握していたが、2月7日に開かれた、周辺住民で組織する監視員全体会で説明するまで、公表していなかった。ダイオキシンに関しては原因がまだ確定できていないようだ。
7日の説明会で 監視員らは「鉛の流出元が特定された昨年十月に、なぜ施設操業を停止しなかったのか。地元との協定書違反だ」と県を追及したところ、県は「(今回と同じような問題があった場合)間違いなく操業停止にする」と明言し、協定違反があったことを認めたそうだが、信用できるだろうか。
不正が何回ばれてもデータの隠蔽や改ざんを繰り返してきた原発業界と同じ体質ではないだろうか。「不都合な真実」は自らなかなか出したがらない。まず隠す事を考える。埼玉県は所沢のダイオキシン汚染の発覚から、全国で一番厳しい環境基準を設けているし、「彩の国資源循環工場」は最新の技術の集合体のはずだが、こんな有様だ。
しかも鉛やダイオキシンだけではない。同じ敷地の中の灰溶融施設では1月24四日に煙突から通常の6倍のカドミウム、六価クロムなどが流出していたことが2月22日分かった。この記事を読んで思ったことは(1)重金属を高濃度で含んだ煙が空中に放出されたのに、なんで「工場外には出ていない」と断定できるだろうか?そして(2)国は排ガス中の重金属について基準を設けていないが、この一件で分かったのは、「通常2時間で排出される成分が20分で出た」と言う事から、普段から灰熔融炉からたくさんの重金属が気化して排出されていると言う事。
私たちは前から、なんで重金属について基準を設けないかと公開質問状でも組合に問っているが、組合は「これまで4回開催しました住民説明会においてご説明させていただいております公害防止自主基準並びに国が定める各種基準を遵守してまいります。」と、全く取り合ってもらえなかった。国の基準がなくても、健康に深刻な被害をもたらす重金属は常に灰熔融炉の煙突から吐き出されていく。国の基準と言うのはその程度のものだ、と改めて思わせた記事だった。これも組合にとってもう一つの「不都合な真実」で、これからも、他の数々の不都合な真実と一緒にして隠し通そうとするに違いない。
彩の国資源循環工場は去年稼動を開始したばかりの最新施設。なのに、表に出たものだけで鉛やダイオキシン、カドミウム、六価クロムを吐き出している。きっと寄居町の住民も、私たちと同じように、計画段階の説明会などで「安全な施設を作るから心配は要らない」と言われてきたに違いない。その住民は今、約束された安全・安心、そして約束された情報公開がどれだけはかないものかを、身をもって知るようになったようだ。
まず、スラグの安全性を疑っているのは私たちだけではないようだ...
1月26日 毎日新聞
宇都宮市大谷地区の採石場廃坑を、ごみ焼却灰を固めた「溶融スラグ」で埋め戻す特区申請計画について、佐藤栄一市長は25日の会見で、今後は大谷地区全6自治会の同意という申請条件を変更する意向を示した。
特区申請は、今回を含め計9回見送られてきたが、いずれもスラグの安全性への不安などから複数の地元自治会が反対決議したため。佐藤市長は会見で「今ま でのルールでは、何度やっても申請が出来なかった。今後は、合意形成のあり方も検討したい」と述べ、来年度以降、全自治会の同意獲得とは別の方法で、同地 区の合意形成を図る可能性を示唆した。また、今月中が期限だった国への特区申請について、正式に見送ったことも明らかにした。
スラグはJIS規格ができても、その規格は酸性雨と言う現状を無視した、売り手側を最優先したもので、安全性を保障するものではない。この「不都合な事実」が多くの住民に知り渡っているため、スラグは売れない。売れないから、置く場所が必要で、宇都宮市のような自治体は商売にしようと思って特区申請をしたりするが、そこで案の定、その「不都合な真実」を知っている住民は反対する。
スラグの規格を今よりずっと安全なものにしない限り、これからも売れる可能性は薄いし、使ったところで反対運動が起こるだろう。が、今稼動している溶融炉では、重金属を取り除いた安全なスラグはできない。困ったもんだ。
それにしても、宇都宮市の佐藤市長はひょっとするとスラグよりも怖い存在かも、と思いませんか?
安全性とは別に、溶融炉がどれだけの金食い虫、そして行政が時々どれだけの判断ミスを犯すかを知りたい方は岸和田市、貝塚市の例をどうぞ:
岸和田市・貝塚市が「ごみ処理施設『勘違い』で53億円の負担増
しかし益々笑っていられないのは埼玉県寄居町にある「彩の国資源循環工場」での最近の出来事。
まず、住民との公害防止協定がきちんと守られていたらとっくに明るみに出てはずの、環境基準値の27倍の鉛検出。2月2日に明らかになったが、検出されたのはなんと去年の8月!ちなみに原因はその業者オリックス資源循環が「安心施設」と歌っているガス化溶融施設だった。(業者の言い分はここ。県の調査結果はここ)
これを読めば分かるのは、溶かした焼却灰を冷やし固形化するため施設内を循環する水が、取り除かれずにその固形物(スラグ)と一緒に外部に漏れていた。同工場は我が組合でも歌っている、排水を外部に漏らさない「クローズドシステム」を採用しているが、あまりにも初歩的なミスで開いた口がふさがらない。業者オリックス資源循環に委託でプラントを操業しているのはJFE環境ソリューションズと言う、JFEグループの子会社。日本の先端技術を代表するような膨大な企業の傘下にある業者が重金属流出の可能性を事前に見破らなかったわけで、お粗末過ぎる事態だ。県は県で、調査をした結果、鉛が敷地外に流出した可能性は少ないという事で付近住民全員には特に知らせず、住民代表の環境監視員や寄居町に知らせただけだった。どうも情報公開体制こそが、なるべく「不都合な真実」を外部に漏らさない「クローズドシステム」のようだ。
この点に関して環境政策シンクタンク「環境総合研究所」の池田こみち副所長は「工場排水が工場外に出ないという『クローズドシステム』の破たんが明らかになった。先進的なモニタリングシステムでも、数値を“身内”でみて、都合よく評価していては意味がない。第三者機関が評価して、是正を求める体制が必要だ」と言っている。
オリックス資源循環の田中勝文社長は「せっかく事業機会を与えてくれた住民に申し訳なく深く反省している。今後は再発防止に努める」としている。
数日後、新たに基準の6.1倍のダイオキシンと5倍のホウ素が検出されていたことが分かった。埼玉県は1月25日までにこの事実を把握していたが、2月7日に開かれた、周辺住民で組織する監視員全体会で説明するまで、公表していなかった。ダイオキシンに関しては原因がまだ確定できていないようだ。
7日の説明会で 監視員らは「鉛の流出元が特定された昨年十月に、なぜ施設操業を停止しなかったのか。地元との協定書違反だ」と県を追及したところ、県は「(今回と同じような問題があった場合)間違いなく操業停止にする」と明言し、協定違反があったことを認めたそうだが、信用できるだろうか。
不正が何回ばれてもデータの隠蔽や改ざんを繰り返してきた原発業界と同じ体質ではないだろうか。「不都合な真実」は自らなかなか出したがらない。まず隠す事を考える。埼玉県は所沢のダイオキシン汚染の発覚から、全国で一番厳しい環境基準を設けているし、「彩の国資源循環工場」は最新の技術の集合体のはずだが、こんな有様だ。
しかも鉛やダイオキシンだけではない。同じ敷地の中の灰溶融施設では1月24四日に煙突から通常の6倍のカドミウム、六価クロムなどが流出していたことが2月22日分かった。この記事を読んで思ったことは(1)重金属を高濃度で含んだ煙が空中に放出されたのに、なんで「工場外には出ていない」と断定できるだろうか?そして(2)国は排ガス中の重金属について基準を設けていないが、この一件で分かったのは、「通常2時間で排出される成分が20分で出た」と言う事から、普段から灰熔融炉からたくさんの重金属が気化して排出されていると言う事。
私たちは前から、なんで重金属について基準を設けないかと公開質問状でも組合に問っているが、組合は「これまで4回開催しました住民説明会においてご説明させていただいております公害防止自主基準並びに国が定める各種基準を遵守してまいります。」と、全く取り合ってもらえなかった。国の基準がなくても、健康に深刻な被害をもたらす重金属は常に灰熔融炉の煙突から吐き出されていく。国の基準と言うのはその程度のものだ、と改めて思わせた記事だった。これも組合にとってもう一つの「不都合な真実」で、これからも、他の数々の不都合な真実と一緒にして隠し通そうとするに違いない。
彩の国資源循環工場は去年稼動を開始したばかりの最新施設。なのに、表に出たものだけで鉛やダイオキシン、カドミウム、六価クロムを吐き出している。きっと寄居町の住民も、私たちと同じように、計画段階の説明会などで「安全な施設を作るから心配は要らない」と言われてきたに違いない。その住民は今、約束された安全・安心、そして約束された情報公開がどれだけはかないものかを、身をもって知るようになったようだ。
2007/02/23
背筋が凍るような、地元住民無視の審議会決定
地元住民の反対を全く無視して、何が何でも休戸で灰熔融炉を作るんだ。
特に富士見町の矢嶋町長は、この姿勢は日に日に鮮明になってきている。
先日、都市計画審議会の委員の方々を前に、富士見町の職員は、委員の一人が建設計画に対する地元住民の疑問について聞いたところ、地元住民である花場・休戸の区の役員からは、
「町長の言うことを信じて協力するので安全なものを作ってくれと言われている」と説明したそうだ。
ひょっとすると灰溶融炉建設の相談を最初に受けた時、何も予備知識のないまま、そういうことを言った役員がいたかもしれないが、一ヶ月前の1月19日に、花場区と休戸区の役員は南諏衛生組合の組合長で、諏訪南行政事務組合の副組合長でもある矢嶋町長に対して、建設同意書の撤回と建設の中止を正式に要求したばかり。なのに、職員はその件に付いて全く触れなかったそうだ。
委員の方々も同意書撤回の新聞記事を読んでいるはずなのに、上記の職員の説明を受けて、さらに追及する委員はいなかったそうだ。なんだか背筋が凍るような話。わが町の行政は一体どういう方向に向かっているだろうか。
私たち八ヶ岳周辺のごみ問題を考えるネットワークのメンバーの一人は審議会を傍聴したが、以下はそのリポートだ...
2月22日に富士見町都市計画審議会が開催され、審議事項はごみ処理場の変更、汚物処理場の変更についてでした。
この審議会は、昨年の5月から延期されていたもので、延期理由は、灰溶融炉建設の説明会が継続となったため説明会の終了を待って開催するとの説明を、建設課都市計画係に当時受けていました。
説明会終了を待つ理由は、説明会などをすべて終わらせてから県に同意を求めるように県から指導されているためとのことです。
審議事項であるごみ処理場の決定については、灰溶融路建設の説明会が今後継続されると考えていたため、説明会はまだ終わっていないのではないかと事前に質問したところ、
「町役場としての説明会は終了したと判断している。」
「南諏訪清掃センターの説明会継続の有無については別の話」
以上の回答がありました。(2007/2/16 電話にて)
なお、今回の開催決定は町長の指示であり、開催起案の決裁には町長が判を押しているとのことでした。
以上のことから、町長は住民の理解を得たことにして県に同意を求める準備を開始したのではないかと感じました。
==========================================
2月22日
本日の都市計画審議会の傍聴をしてきました。
9時30分の開始予定でしたが、当日に現地を見に行くことに事務局が変更したらしく、戻ってからの審議となったため、傍聴は10:20~11:27まででした。
審議委員 10名
当日決定した審議会長 〇〇委員
事務局 3名
傍聴人 2名
今回の審議会の結果は、答申書として会議後すぐに町長に提出することとなることの説明が事務局からありました。
委員からは、この都市計画は灰溶融炉の建設が前提になるようだが住民の反対については解決していないのではないかという質問がありましたが、事務局(〇〇氏)の回答として、ゴミ焼却と汚物処理の施設を一体とする変更についての審議なので、住民の反対は関係しないという説明がありました。
別の意見として、灰溶融炉の建設に対して問題をもつ住民への説明会をしているが、なぜこの時期に審議会を開くのか、また、灰溶融炉の立地そのものに住民の理解や専門家の意見反映などの要望が意見書として出されているが、その見通しが立ったので、今回開催したのかという質問がありました。
事務局(〇〇氏)の回答は以下のとおりです。
地元住民である花場・休戸の区の役員からは、「町長の言うことを信じて協力するので安全なものを作ってくれと言われている。」との説明がありました。
町長が受け取らなかったという、休戸、花場地区の同意書撤回についての説明はされませんでした。
(画像をクリックするとオンライン記事が表示される)

また、事務局(〇〇氏)から「認めていただくようお願いします」という採決への誘導が数度ありました。
その後、各委員の発言があるもののほとんどが全面的に賛成意見であり「最高にいい都市計画だと思います」という表現の賛成意見もありました。
最終的に、挙手による採決があり全員一致での承認決定となりました。
その3分後には、議案が適当であるとの答申書が事務局から配布され、読み上げた上で答申書の決定となりました。
その1分後に、町長が会議室に現れ、答申書をすぐに受け取り「次の段階に進みたいと考えます」と言って会議室を出て行きました。(滞在時間3分)
その他の審議として、北通り線道路工事の計画が事務局から説明されました。図書館の入り口にあたる道路のようです。用地買収が完了したようですが、起債事業なので起債が認められなければ実施できない事業とのことでした。
以上が、本日の審議会の傍聴結果です。
***********************************
傍聴したメンバーに改めて傍聴の感想を求めたところ、次のように答えました:
行政職員が、個人としての良心を捨ててまで組織の意向を完璧に押し通して仕事をする姿を見ると同時に、住民のために働いているはずの行政職員が自分を守るためにどれだけ無責任な行動をしているかがよくわかりました。
また、田中県知事が県の行政を立て直したように、富士見町も町長になる人間の資質の影響は絶大だと思いました。
特に富士見町の矢嶋町長は、この姿勢は日に日に鮮明になってきている。
先日、都市計画審議会の委員の方々を前に、富士見町の職員は、委員の一人が建設計画に対する地元住民の疑問について聞いたところ、地元住民である花場・休戸の区の役員からは、
「町長の言うことを信じて協力するので安全なものを作ってくれと言われている」と説明したそうだ。
ひょっとすると灰溶融炉建設の相談を最初に受けた時、何も予備知識のないまま、そういうことを言った役員がいたかもしれないが、一ヶ月前の1月19日に、花場区と休戸区の役員は南諏衛生組合の組合長で、諏訪南行政事務組合の副組合長でもある矢嶋町長に対して、建設同意書の撤回と建設の中止を正式に要求したばかり。なのに、職員はその件に付いて全く触れなかったそうだ。
委員の方々も同意書撤回の新聞記事を読んでいるはずなのに、上記の職員の説明を受けて、さらに追及する委員はいなかったそうだ。なんだか背筋が凍るような話。わが町の行政は一体どういう方向に向かっているだろうか。
私たち八ヶ岳周辺のごみ問題を考えるネットワークのメンバーの一人は審議会を傍聴したが、以下はそのリポートだ...
2月22日に富士見町都市計画審議会が開催され、審議事項はごみ処理場の変更、汚物処理場の変更についてでした。
この審議会は、昨年の5月から延期されていたもので、延期理由は、灰溶融炉建設の説明会が継続となったため説明会の終了を待って開催するとの説明を、建設課都市計画係に当時受けていました。
説明会終了を待つ理由は、説明会などをすべて終わらせてから県に同意を求めるように県から指導されているためとのことです。
審議事項であるごみ処理場の決定については、灰溶融路建設の説明会が今後継続されると考えていたため、説明会はまだ終わっていないのではないかと事前に質問したところ、
「町役場としての説明会は終了したと判断している。」
「南諏訪清掃センターの説明会継続の有無については別の話」
以上の回答がありました。(2007/2/16 電話にて)
なお、今回の開催決定は町長の指示であり、開催起案の決裁には町長が判を押しているとのことでした。
以上のことから、町長は住民の理解を得たことにして県に同意を求める準備を開始したのではないかと感じました。
==========================================
2月22日
本日の都市計画審議会の傍聴をしてきました。
9時30分の開始予定でしたが、当日に現地を見に行くことに事務局が変更したらしく、戻ってからの審議となったため、傍聴は10:20~11:27まででした。
審議委員 10名
当日決定した審議会長 〇〇委員
事務局 3名
傍聴人 2名
今回の審議会の結果は、答申書として会議後すぐに町長に提出することとなることの説明が事務局からありました。
委員からは、この都市計画は灰溶融炉の建設が前提になるようだが住民の反対については解決していないのではないかという質問がありましたが、事務局(〇〇氏)の回答として、ゴミ焼却と汚物処理の施設を一体とする変更についての審議なので、住民の反対は関係しないという説明がありました。
別の意見として、灰溶融炉の建設に対して問題をもつ住民への説明会をしているが、なぜこの時期に審議会を開くのか、また、灰溶融炉の立地そのものに住民の理解や専門家の意見反映などの要望が意見書として出されているが、その見通しが立ったので、今回開催したのかという質問がありました。
事務局(〇〇氏)の回答は以下のとおりです。
地元住民である花場・休戸の区の役員からは、「町長の言うことを信じて協力するので安全なものを作ってくれと言われている。」との説明がありました。
町長が受け取らなかったという、休戸、花場地区の同意書撤回についての説明はされませんでした。
(画像をクリックするとオンライン記事が表示される)

また、事務局(〇〇氏)から「認めていただくようお願いします」という採決への誘導が数度ありました。
その後、各委員の発言があるもののほとんどが全面的に賛成意見であり「最高にいい都市計画だと思います」という表現の賛成意見もありました。
最終的に、挙手による採決があり全員一致での承認決定となりました。
その3分後には、議案が適当であるとの答申書が事務局から配布され、読み上げた上で答申書の決定となりました。
その1分後に、町長が会議室に現れ、答申書をすぐに受け取り「次の段階に進みたいと考えます」と言って会議室を出て行きました。(滞在時間3分)
その他の審議として、北通り線道路工事の計画が事務局から説明されました。図書館の入り口にあたる道路のようです。用地買収が完了したようですが、起債事業なので起債が認められなければ実施できない事業とのことでした。
以上が、本日の審議会の傍聴結果です。
***********************************
傍聴したメンバーに改めて傍聴の感想を求めたところ、次のように答えました:
行政職員が、個人としての良心を捨ててまで組織の意向を完璧に押し通して仕事をする姿を見ると同時に、住民のために働いているはずの行政職員が自分を守るためにどれだけ無責任な行動をしているかがよくわかりました。
また、田中県知事が県の行政を立て直したように、富士見町も町長になる人間の資質の影響は絶大だと思いました。
御代田町で溶融施設の見直しを訴えた候補が当選
任期満了に伴う北佐久郡御代田町長選が18日投開票され、新人の茂木祐司氏(50)無所属が3選を目指した現職の土屋清氏 (63)無所属を破り、初当選した。
茂木氏は、塩野地区に計画されているごみ処理施設計画や学校給食の共同調理化計画の見直しをアピールして選挙戦を展開。当選後には、軽井沢町、小諸市と共同で進めている可燃ごみ処理施設建設計画について「水源地であり、駄目だ」と白紙に戻す考えを表明した。
開票結果は次の通り。
茂木 祐司 (50)無新 4,333
土屋 清 (63)無現 3,215
投票率68.61%
茂木氏は、塩野地区に計画されているごみ処理施設計画や学校給食の共同調理化計画の見直しをアピールして選挙戦を展開。当選後には、軽井沢町、小諸市と共同で進めている可燃ごみ処理施設建設計画について「水源地であり、駄目だ」と白紙に戻す考えを表明した。
開票結果は次の通り。
茂木 祐司 (50)無新 4,333
土屋 清 (63)無現 3,215
投票率68.61%
2007/02/21
大武川の区民アンケート結果:区民の生の声
北杜市の大武川区が最近行った灰熔融炉建設についてのアンケートの結果をこの間掲載したが、今回はアンケートの「ご意見」欄に書いた意見を紹介したいと思います。
建設に賛成の意見(この二つしかなかった):
建設に賛成の意見(この二つしかなかった):
- 現代化学の進歩により、建設側に於いては想像以上の研究を重ねた上の設置方針だと想います。 永遠に絶対安全とは言いがたいが、自然環境と住民の安全第一を考慮した上の設置だと考えます。
- 行政側はこのことについて作業は60%位の進展はしていると思います。 建設地を釜無川でなくて、諏訪地方の山中に建設してもらって下さい。場所はたくさんあると思い ます。
- 大武川が一番最初に公害に遭う。(2件)
- 絶対反対です。(6件)
- 日時の経過とともに、安全性や矛盾点への疑念が強まり組合の不誠実な対応と相まって、建設すべ きではないとの確信が持てた。
- 周辺の反対集落との結束を強め、無関心地城への浸透を図ると共に、粘り強く白紙撤回に向けて意 思表示をしていくべきだと思います。
- 協定書は結ぶべきではありません。絶対に作ることに反対です。(2件)
- 将来に禍根を残さない為にもべタベタと安易にハンコを押さない事。
- 次世代の事を考えると(損害賠償など)以前の間題だと思います。この地域には住めません。
- 危険な上に私達には全くメリットの無い施設なのに、その建設に安易に賛成するのはおかしい。また、大武川の住民に対する事務組合の対応にも誠意が感じられない。
- 危険だと判っている物を造るコトにわざわざ賛成する理由が無い。効力の無い協定を結んで妥協するより、少しでも造らせない方向に考えるべきだと思う。
- 公害防止協定は信用出来ない。絶対に締結しないようして下さい。(2件)
- 公害の根本的解決の第一は汚染源をなくすことである。ダイオキシンも核の放射能も、みんな人間が造ったものだから、造るのをやめることが一番の解決策である。水俣病の二の舞になってしまうので、絶対に反対です。
- ダイオキシンは非常に怖い物質です。絶対に公害防止協定に締結しないようにして下さい。この灰溶融炉ができてしまえば、大武川には住めなくなってしまう。
- ダイオキシンは非常に心配がある。ダイオキシンの恐ろしさは、煤煙や焼却灰の中だけではなくて、それが土壌や地下水に浸みこんだり、川に入りこんで、野菜や米を汚染して、徐々に人間を侵してゆく、その連鎖の恐ろしさにある。白紙撤回を求めます。
- 空気中に拡散したダイオキシンが、雨で地表に落ちて周辺を汚染する。大武川の水道の取水池は無防備のままだし、農業用水や生活用水は4ケ所を、釜無川から取水している。大変に心配であり、反対します。
灰溶融炉建設は、いったい何のため?(その3)(kaisetsu)
小林桂子さんは環境会議・諏訪の「月間環境会議通信」(2007年3月初め発行)に掲載される「灰溶融炉建設は、いったい何のため?」の3回目の原稿をいち早くここで掲載します。
小林さん3回目を次のように締めくくっています:
「それにしても、私たち「ごみ問題を考えるネットワーク」だけではなく、建設予定の地元、休戸区、花場区、大武川区が建設の反対を示しているというのに、もうすぐ、4月に任期の切れる組合長や組合議員が、住民の反対を無視して、強行的に建設決定を下すなんてことが、もし、あるとしたら、今の時代、許されるのだろうか?
この際、住民の健康、財政、環境を考えて、灰溶融炉は中止にして、対立をやめ、仲良く、公民協働で真剣にゴミのことを考えていけたら、さぞ理想的な地域になることだろう」
全く同感です。なお1回目と2回目もぜひ読んでください。
ついでに、地元地区の反対について、富士見町町議のエンジェル千代子さんも書いていますので、これもぜひ読んでください。
以下は小林桂子さんの文章です。
=======================================

(その3) コバヤシケイコ
2月17日のデモは、参加者50名、前回より小軍団になったが、若手のジャンベ隊の活躍は、すごかった。人気のない静かな茅野駅前通りをかなり盛り上げてくれた。今回撒いたチラシは120枚、でも誰ひとり「灰溶融炉」という言葉すら知らなかった。そして、「ゴミ問題のことです。」と手渡そうとしても、拒否されるケースも多々あった。多くの市民は、自分の出すゴミのことなど、関心がないのだろう。
また、灰溶融炉の話しをすると、少なからずの人から、「だって自分たちでもゴミは出しているからねえ」という返事が返ってくる。自分の出したゴミが、どこでどのように処理されて、環境にどのような影響を与えて、最終的にどこに行ったのか?そして税金がいくら使われたのか?などということは、だれも考えないのかもしれない。そういえば、食べ物だって、そうだ。自分の食べている物が、どこでどのように作られてなんて、興味がないのが普通かもしれない。でもいくら普通とはいえ、見えないものが怖いことだと気づき始めているのではないだろうか?
私は、普通ではないので、生きるうえで一番大事な食べ物には、すごく興味があるし、自分の生活から出るゴミにも、いつも疑問が残っていた。だから、今回は、この問題でいろいろなことを知ることが出来て、感謝すべきなのかもしれない。
例えば、各家庭で45リットルのゴミ袋を1袋、ゴミステーションに出した場合、回収、中間処理、最終処分場などの施設費まで含めると240円かかっているという。いや、管理型最終処分場などは、たった十数年分のゴミの灰なのに、毎年5000万円かけて今後700年は管理していかなくてはならないというから、実際はそれどころの額ではないだろう。なのに、多くの人は、ゴミ袋代1枚30円ほどの意識しかないのではないだろうか?
でも、それは、当然のことなのだ、知らされていないのだから・・・。行政や組合はそういったゴミに関する情報を殆ど住民に説明してこなかった。ゴミ減量の啓発をすることもなく、一番安易な選択肢の灰溶融炉を選んだ。もしかしたら、今頃、莫大なお金がかかり、危険性のある不完成の技術だと気がついているかもしれない。或いは、灰溶融炉導入は、最終処分場の延命にはならないかもしれないと、かなり不安を持っているかもしれない。
最近のニュースでも、「岸和田市では、灰溶融炉の稼動を前に、年間維持費が10億円に訂正されて、財政難の折、運転はかなり厳しい」とか・・不安をあおる。でも、実際は、殆どの事故、故障は、ニュースにはならない。市や施設側は、通報も公表もしたがらないのだ。現に静岡市の灰溶融炉爆発事故では、消防に通報したのは、爆発30分後、近くの住民だったという。なんと、市は稼動3ヶ月で炉内耐火物が9割もすり減っていたと、想定外の事故を強調している。
先日、ゴミ問題に詳しい岩佐恵美氏の講演会が富士見町であった。その講演の中で、「あちこち見学に行ったが、行く先々で、休炉していた。炉中に、大きなマリモや大蛇みたいな物体ができていたり、巨大な撹拌棒が折れたりで、原因は驚くことばかりです。」と言われた。やはり、想定外のことは未完の技術なのだから、あって当たり前なのだろう。
4月から、廃プラの分別回収が始まれば、3市町村のリサイクル率は、ますます開きが出てくるだろう。小さい自治体と大きな自治体と、どっちが有利だろうか?(それにしても合併しなくて本当にヨカッタ。)
富士見の端っこに建設されようとしている「灰溶融炉」は、ハッキリ言えば、全体の76%のゴミを排出している茅野市のために造るようなものだ。その肝心の茅野市が、ゴミ減量化政策を真剣に考えていないことは、大きな問題だ。これから原村のゴミは劇的に減るかもしれない。だけど原村のゴミ排出量は、全体のたったの7%でしかない。
岩佐氏は「行政と住民の信頼関係が一番大切だ。住民が主体となって協力しない限り、ゴミ問題は解決しない。トップダウンは最悪だ。拡大生産者責任(製造者責任)も不可欠だ。」と締めくくられた。これから始まるゴミ減量化競争、原村で、私たちも大いに協力をしたいと思う。
それにしても、私たち「ごみ問題を考えるネットワーク」だけではなく、建設予定の地元、休戸区、花場区、大武川区が建設の反対を示しているというのに、もうすぐ、4月に任期の切れる組合長や組合議員が、住民の反対を無視して、強行的に建設決定を下すなんてことが、もし、あるとしたら、今の時代、許されるのだろうか?
この際、住民の健康、財政、環境を考えて、灰溶融炉は中止にして、対立をやめ、仲良く、公民協働で真剣にゴミのことを考えていけたら、さぞ理想的な地域になることだろう。
小林さん3回目を次のように締めくくっています:
「それにしても、私たち「ごみ問題を考えるネットワーク」だけではなく、建設予定の地元、休戸区、花場区、大武川区が建設の反対を示しているというのに、もうすぐ、4月に任期の切れる組合長や組合議員が、住民の反対を無視して、強行的に建設決定を下すなんてことが、もし、あるとしたら、今の時代、許されるのだろうか?
この際、住民の健康、財政、環境を考えて、灰溶融炉は中止にして、対立をやめ、仲良く、公民協働で真剣にゴミのことを考えていけたら、さぞ理想的な地域になることだろう」
全く同感です。なお1回目と2回目もぜひ読んでください。
ついでに、地元地区の反対について、富士見町町議のエンジェル千代子さんも書いていますので、これもぜひ読んでください。
以下は小林桂子さんの文章です。
=======================================
(その3) コバヤシケイコ
2月17日のデモは、参加者50名、前回より小軍団になったが、若手のジャンベ隊の活躍は、すごかった。人気のない静かな茅野駅前通りをかなり盛り上げてくれた。今回撒いたチラシは120枚、でも誰ひとり「灰溶融炉」という言葉すら知らなかった。そして、「ゴミ問題のことです。」と手渡そうとしても、拒否されるケースも多々あった。多くの市民は、自分の出すゴミのことなど、関心がないのだろう。
また、灰溶融炉の話しをすると、少なからずの人から、「だって自分たちでもゴミは出しているからねえ」という返事が返ってくる。自分の出したゴミが、どこでどのように処理されて、環境にどのような影響を与えて、最終的にどこに行ったのか?そして税金がいくら使われたのか?などということは、だれも考えないのかもしれない。そういえば、食べ物だって、そうだ。自分の食べている物が、どこでどのように作られてなんて、興味がないのが普通かもしれない。でもいくら普通とはいえ、見えないものが怖いことだと気づき始めているのではないだろうか?
私は、普通ではないので、生きるうえで一番大事な食べ物には、すごく興味があるし、自分の生活から出るゴミにも、いつも疑問が残っていた。だから、今回は、この問題でいろいろなことを知ることが出来て、感謝すべきなのかもしれない。
例えば、各家庭で45リットルのゴミ袋を1袋、ゴミステーションに出した場合、回収、中間処理、最終処分場などの施設費まで含めると240円かかっているという。いや、管理型最終処分場などは、たった十数年分のゴミの灰なのに、毎年5000万円かけて今後700年は管理していかなくてはならないというから、実際はそれどころの額ではないだろう。なのに、多くの人は、ゴミ袋代1枚30円ほどの意識しかないのではないだろうか?
でも、それは、当然のことなのだ、知らされていないのだから・・・。行政や組合はそういったゴミに関する情報を殆ど住民に説明してこなかった。ゴミ減量の啓発をすることもなく、一番安易な選択肢の灰溶融炉を選んだ。もしかしたら、今頃、莫大なお金がかかり、危険性のある不完成の技術だと気がついているかもしれない。或いは、灰溶融炉導入は、最終処分場の延命にはならないかもしれないと、かなり不安を持っているかもしれない。
最近のニュースでも、「岸和田市では、灰溶融炉の稼動を前に、年間維持費が10億円に訂正されて、財政難の折、運転はかなり厳しい」とか・・不安をあおる。でも、実際は、殆どの事故、故障は、ニュースにはならない。市や施設側は、通報も公表もしたがらないのだ。現に静岡市の灰溶融炉爆発事故では、消防に通報したのは、爆発30分後、近くの住民だったという。なんと、市は稼動3ヶ月で炉内耐火物が9割もすり減っていたと、想定外の事故を強調している。
先日、ゴミ問題に詳しい岩佐恵美氏の講演会が富士見町であった。その講演の中で、「あちこち見学に行ったが、行く先々で、休炉していた。炉中に、大きなマリモや大蛇みたいな物体ができていたり、巨大な撹拌棒が折れたりで、原因は驚くことばかりです。」と言われた。やはり、想定外のことは未完の技術なのだから、あって当たり前なのだろう。
4月から、廃プラの分別回収が始まれば、3市町村のリサイクル率は、ますます開きが出てくるだろう。小さい自治体と大きな自治体と、どっちが有利だろうか?(それにしても合併しなくて本当にヨカッタ。)
富士見の端っこに建設されようとしている「灰溶融炉」は、ハッキリ言えば、全体の76%のゴミを排出している茅野市のために造るようなものだ。その肝心の茅野市が、ゴミ減量化政策を真剣に考えていないことは、大きな問題だ。これから原村のゴミは劇的に減るかもしれない。だけど原村のゴミ排出量は、全体のたったの7%でしかない。
岩佐氏は「行政と住民の信頼関係が一番大切だ。住民が主体となって協力しない限り、ゴミ問題は解決しない。トップダウンは最悪だ。拡大生産者責任(製造者責任)も不可欠だ。」と締めくくられた。これから始まるゴミ減量化競争、原村で、私たちも大いに協力をしたいと思う。
それにしても、私たち「ごみ問題を考えるネットワーク」だけではなく、建設予定の地元、休戸区、花場区、大武川区が建設の反対を示しているというのに、もうすぐ、4月に任期の切れる組合長や組合議員が、住民の反対を無視して、強行的に建設決定を下すなんてことが、もし、あるとしたら、今の時代、許されるのだろうか?
この際、住民の健康、財政、環境を考えて、灰溶融炉は中止にして、対立をやめ、仲良く、公民協働で真剣にゴミのことを考えていけたら、さぞ理想的な地域になることだろう。
2007/02/14
17日に茅野市でデモを行います!
2月17日に茅野市内でデモ行進をすることになりました。
地元区である休戸、花場、大武川が建設に反対する中、組合はこのまま灰溶融炉の建設を強引に進めるのでしょうか?
安全性や経済性など様々な問題をかかえたままの灰溶融炉建設をいったん白紙に戻すよう訴え皆で歩きたいと思います。
午後1:00茅野市民会館イベントスペース(駅東口)に集合
プラカードや楽器など各自自由にご用意ください。
お子さんの参加も歓迎します。
地元区である休戸、花場、大武川が建設に反対する中、組合はこのまま灰溶融炉の建設を強引に進めるのでしょうか?
安全性や経済性など様々な問題をかかえたままの灰溶融炉建設をいったん白紙に戻すよう訴え皆で歩きたいと思います。
午後1:00茅野市民会館イベントスペース(駅東口)に集合
プラカードや楽器など各自自由にご用意ください。
お子さんの参加も歓迎します。
2007/02/10
岩佐恵美 講演会
「灰熔融炉の中止を求める会」は2月18日、午後1.30 時から富士見の町民センターで、前国会議員でゴミ行政の専門家、岩佐恵美さんの講演会を開催する。岩佐さんは国会でも熔融炉推進政策に疑問をかけた方で、非常に有意義な話をすると思う。行政側、推進派を含め、多くの方がこの貴重な機会を活用し、灰熔融炉問題について理解を深める事を期待したい。

岩佐 恵美(いわさ えみ))
1939年、上海生まれ。
日本生活協同組合連合会消費者活動課長、全国消費者団体連
絡会幹事を歴任。
1979年から日本共産党衆議院議員四期。 1998年から参議院
議員一期。 日本共産党中央委員会 市民・住民運動局長。
著書『立ち上がる消費者』(汐分社)、『今日を力いっぱい
生きる』(あゆみ出版)、『これ食べていいの』(新日本出
版社)、『ゴミ問題こうして解決』(合同出版)、『スツキ
リわかるごみ問題』(新日本出版社)

岩佐 恵美(いわさ えみ))
1939年、上海生まれ。
日本生活協同組合連合会消費者活動課長、全国消費者団体連
絡会幹事を歴任。
1979年から日本共産党衆議院議員四期。 1998年から参議院
議員一期。 日本共産党中央委員会 市民・住民運動局長。
著書『立ち上がる消費者』(汐分社)、『今日を力いっぱい
生きる』(あゆみ出版)、『これ食べていいの』(新日本出
版社)、『ゴミ問題こうして解決』(合同出版)、『スツキ
リわかるごみ問題』(新日本出版社)
2007/02/06
大武川区、アンケート結果の衝撃(組合にとって)
北杜市大武川区は灰溶融炉建設計画に関して区民の成人106名を対象にアンケートを行ったが、その結果は組合にとって大変厳しいものだ。「危険度が高く全く反対である」と答えた区民はなんと97名、全体の91.5%。
このアンケート結果に基づき、大武川区は諏訪南行政事務組合に対し、建設の白紙撤回を求めたそうだ。これで、組合が言う「地元4区」にうち、花場区、休戸区と大武川区と言う3区が、事実上建設反対を表明している。
このようなアンケートで住民の意識をきちんと把握した大武川区に敬意を表したい。川路地区でも同じようなアンケート調査を行った場合、どんな結果が出るだろうか。
大武川区のアンケートの「ご意見」欄にも、大勢の区民は意見を書いた。バランスよく賛成と反対の意見をここでも紹介しようと思ったが、賛成意見は2つしかなく、反対意見は37つもあった。そこでとりあえず数字的な結果を紹介することにした。
こうした結果を受け、組合の地元住民に対する誠意ある態度を切望する。
画像をクリックすれば拡大表示されます。
このアンケート結果に基づき、大武川区は諏訪南行政事務組合に対し、建設の白紙撤回を求めたそうだ。これで、組合が言う「地元4区」にうち、花場区、休戸区と大武川区と言う3区が、事実上建設反対を表明している。
このようなアンケートで住民の意識をきちんと把握した大武川区に敬意を表したい。川路地区でも同じようなアンケート調査を行った場合、どんな結果が出るだろうか。
大武川区のアンケートの「ご意見」欄にも、大勢の区民は意見を書いた。バランスよく賛成と反対の意見をここでも紹介しようと思ったが、賛成意見は2つしかなく、反対意見は37つもあった。そこでとりあえず数字的な結果を紹介することにした。
こうした結果を受け、組合の地元住民に対する誠意ある態度を切望する。
画像をクリックすれば拡大表示されます。
2007/02/02
灰溶融炉建設は、いったい何のため?(その2)(kaisetsu)
2回目か3回目の住民説明会だったと思う、矢崎組合長は「「なんで原村の人が反対するのかわからないね」と言いました。本来なら、説明しなくてもそのぐらいのことは分かるはずだが、小林桂子さんは環境会議・諏訪の「月間環境会議通信」(2007年2月初め発行)に、前回に続いて、今回は原村の村民としても休戸の灰熔融炉建設計画に反対する理由がたくさんある事を分かりやすく説明しています。八ヶ岳周辺のごみ問題を考える会のメンバーでもある小林さんの了承を得て、下記に同文章を掲載します。
以下は小林桂子さんの文章です。
=======================================

12月23日(土)は、デモ日和だった。午後、富士見町役場に集合して、中心街を1時間半ほど練り歩いた。皆それぞれに、「灰溶融炉は、高い、危険、要らない」「きれいな水と空気は富士見町の宝だ」「ゴミは資源、分別とリサイクル」「地球規模で考えよう」などのお手製のプラカードを掲げてワイワイと・・・。参加人数は75人、家族連れを初め、8ヶ月の妊婦さん、リハビリ中で松葉杖を使って参加してくれた人、そして何より雰囲気を盛り上げてくれたのは、若手のジャンベの演奏だった。
このデモで、どれくらいの影響があったかは、わからない。だけど、何もしないよりはずっといいし、行動することは大切だということが気持ちで納得できた。
実は、灰溶融炉の建設予定地と私が住んでいる場所は10km離れている。だれだって直接の被害はないと思うだろう。だから、どうして建設に反対しているのか、理解に苦しむ人が多いようだ。住民説明会でも、茅野市長が「なんで原村の人が反対するのかわからないね」と、発言を批判する態度を見せている。そこで、私がなぜ反対しているのか、まとめてみた。
ここ1年間、この活動をする中で、建設予定地にも何度か通い、また、チラシを持って周辺地区をよく歩いた。いい所だなぁというのが、感想だ。山と川がすぐそばにあって、ゆったりとした空気があり、里山そのものだ。決してあきらめないでほしい。住宅街の平地には、ゴミ処理施設は作れないが、数十軒の山あいなら、文句も出ないだろうというのもおかしな話だ。始終「安全な施設ですから安心してください」と説明しているのに・・。
先日、地元の休戸区が建設に反対を表明した。富士見町長は、「そんなの無視すりゃいい」と強気だが、さて茅野市長は、どう出るだろうか?やっぱり、茅野でもデモしなきゃならないのかな?
以下は小林桂子さんの文章です。
=======================================
12月23日(土)は、デモ日和だった。午後、富士見町役場に集合して、中心街を1時間半ほど練り歩いた。皆それぞれに、「灰溶融炉は、高い、危険、要らない」「きれいな水と空気は富士見町の宝だ」「ゴミは資源、分別とリサイクル」「地球規模で考えよう」などのお手製のプラカードを掲げてワイワイと・・・。参加人数は75人、家族連れを初め、8ヶ月の妊婦さん、リハビリ中で松葉杖を使って参加してくれた人、そして何より雰囲気を盛り上げてくれたのは、若手のジャンベの演奏だった。
このデモで、どれくらいの影響があったかは、わからない。だけど、何もしないよりはずっといいし、行動することは大切だということが気持ちで納得できた。
実は、灰溶融炉の建設予定地と私が住んでいる場所は10km離れている。だれだって直接の被害はないと思うだろう。だから、どうして建設に反対しているのか、理解に苦しむ人が多いようだ。住民説明会でも、茅野市長が「なんで原村の人が反対するのかわからないね」と、発言を批判する態度を見せている。そこで、私がなぜ反対しているのか、まとめてみた。
- 灰溶融炉を建設したところで、最終処分場の延命にはならない。灰溶融炉が稼動しても、スラグが売れない場合は最終処分場にもどすことになる。減容効果は期待できないので、すぐに新しい最終処分場が必要になる。(造るのに10年かかると言われているので、たぶん委託になるだろう)その上23億円の建設費は、稼動実績がなければ、国に返還しなくてはならない。(実際に、ランニングコストが高すぎたり、スラグが売れずに休炉している施設が日本に何ヶ所もある)
- 年間3億円(あくまで基本)のランニングコストがかかる。特に原村の場合は、住民1人当たり5600円の増負担になり、茅野市民1人当たり3300円に比べ、自治体間の不公平がある。まして、全体の80%が茅野市の排出するゴミである。
- 重金属を含んだ不安定なスラグを公共事業で使うことになれば、危険物質が町中全体に散らばる形となり、さらに将来への負の遺産を増やすことになる。
- 蒸気とともに大気中に有害重金属や猛毒なダイオキシン類似物質が排出され、広範囲で自然環境や人体にかなりの悪影響を及ぼす。1,300℃にもなる炉はクローズドシステムで川に排水しない代わりに、煙突から毎日60tもの蒸気を出す。
- 地球温暖化が深刻になる中、無駄な施設に石油資源を湯水のごとく使おうとしている。(年間の燃料代は数千万円を超えるかも)
- 組合側のゴミ政策がまるきりない。ここ数年間、組合はゴミ減量化対策を何もせず、周囲からかなり遅れをとっているにも拘らず、未だに本気で減量化を考えていない。灰溶融炉を造ることだけに専念している。
- 候補地は他になく、富士見の休戸に決まっていた。急斜の山あいで、すぐ隣は深い渓谷で、地質も脆弱で、活断層もそばにあるようだというのに、組合は、4000万円もかけて実に簡単な生活環境影響調査をし、200万円もかけて超簡単なボーリング調査をした。その結果、敵地だと判断した。本来なら候補地は、数ヶ所必要だろう。自分のそばにくると思えばこそ、議論もし、ゴミの減量化にもつながるものだ。現在、ほとんどの市民は灰溶融炉の言葉さえ知らない。
ここ1年間、この活動をする中で、建設予定地にも何度か通い、また、チラシを持って周辺地区をよく歩いた。いい所だなぁというのが、感想だ。山と川がすぐそばにあって、ゆったりとした空気があり、里山そのものだ。決してあきらめないでほしい。住宅街の平地には、ゴミ処理施設は作れないが、数十軒の山あいなら、文句も出ないだろうというのもおかしな話だ。始終「安全な施設ですから安心してください」と説明しているのに・・。
先日、地元の休戸区が建設に反対を表明した。富士見町長は、「そんなの無視すりゃいい」と強気だが、さて茅野市長は、どう出るだろうか?やっぱり、茅野でもデモしなきゃならないのかな?
- デモのお知らせ[2月17日(土)13時茅野駅東口集合] (問合せ090-2333-3593)
登録:
投稿 (Atom)

