8月26日の第3回住民説明会にて、灰溶融施設で使用する
水について質問したところ、一日の使用量は約60tで上水から
取り入れると返答がありました。
機種が決まらないとわからないはずの水使用量をなぜ60tと
断定できたのか疑問です。
検討委員会で絞り込まれたメーカ13社の
対象物1トン当たりに使用する用水量と
[一日に使用する水の量]のデータを以下に記します。
(このデーターは、第3回検討委員会 資料2技術比較表からのものです)
一日の使用量が60tに近いメーカーは
クボタ
タクマ
川崎技研
富士電機システムズ
です。
すでにメーカーが決まっている可能性があります。
総合評価入札方式は、本当に信用できるのでしょうか?
5 件のコメント:
26日の説明会で清掃センター長の西澤さんは、冷却など溶融施設で使用した水は、煙突から蒸気として排出されると説明してました。さらにこの蒸気は、バグフィルターを通過するとも言ってました。
水は重金属類やダイオキシン類など多くの有害物質を溶かし込む性質があります。バグフィルターが蒸気を通すということは、気体化した分子状の粒子を捕捉できないことを意味します。いずれにしても多量の有害物質が溶け込んだ大量の水が煙突から蒸気として排出されるわけですから年にたった1回、しかも4時間しか行われない国が規定しているモニタリングでは不十分です。それとは別に、24時間監視できるモニタリングを年に何回も実施する必要性を感じました。そうしないかぎり安全性は確保できないと思いますが皆さんはどう考えますか。
同感です。説明会で下手な棒読みで、組合長を苛々させてしまったが、ここで改めて述べると、ベルギーの一般廃棄物清掃工場からのダイオキシン類排出調査では、 1998年に長期連続サンプリングで測定された2週間の平均排出濃度が公定法による6時間のダイオキシン類濃度を30~50倍も上回るという現象が観察され、施設の清掃と改善対策を講じた後でも3倍ほど上回りました。この調査結果がきっかけとなり、ベルギーではダイオキシン類常時監視を義務付ける法律が制定され、2001年1月からは各清掃工場が 長期サンプリング装置を設置してダイオキシン類の2週間平均濃度を連続的に測定している。
ドイツでも連続監視が法律の中で明記されている。
(残念ながら、数分から数時間毎の濃度を測る意味での「常時測定」はダイオキシンの場合、やはり技術がまだ確立されていないようだ。連続サンプリングは1週間から1ヶ月ぐらいの間、排ガス試料を自動で連続的に採取し、その平均値を割り出す事で1年間に十数回の「連続測定」を可能にする技術だ。)
この技術を提供するメーカーは欧州を中心に数社があって、その中、日本に代理店があって提供されているメーカーもいる。組合側は本当に安全を第一に考えていれば、この技術の導入を前向きに検討するはずですが、「日本のどこに導入されているか?分からなければ調べようがないよ」等などと、残念ながらとても前向きと言えない姿勢を見せた。本当に住民の安全を考えていれば、本当に勉強していれば、住民に言われる前に、こう言う技術の導入実績などのすべてをとっくに把握し、検討しているはず。「調べようがない」と言うのは、「調べる気はない」と言う事。地域住民の健康を守る事が最重要な任務である首長にしては、とても許しがたい姿勢だ。
検討委員会で6方式13社に絞り込まれたのは、指名停止処分の下る前のことであるのだから、指名停止処分が下った時点で5社は候補から除外されて然るべき。
だが、公開質問状の回答をみるといまだに候補は6方式13社と読み取ることができる。
回答にあたっての資料も古いままのようだったし、組合は結局なんの仕事もしていないということだろうか?
のれさん
どうやら組合側には、指名停止になった業者をはずせない理由があるようです。本来ならば13社から5社をはずし検討を進めると発表すべきですよね。しかし、のれさんの指摘通り公開質問状の回答を見ても推薦メーカは、13社のままです。これは、指名停止になっている5社の中に入札へ参加させたいメーカがあるとしか思えません。
これって随意契約ですよね・・・
>小林峰一さん
>指名停止になっている5社の中に入札へ参加させたい
>メーカがあるとしか思えません。
そうですよね。で、組合は検討委員会で推薦されたメーカの名前は「原則非公開」ということを楯に6方式13社というのを正当化しているんだと思います。
まぁ、組合の思惑はどうであれ、その辺の矛盾点を質問と言う形で出して、住民の方々に知らせるというのも手段の一つとして有効だと思います。
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