8月3日の特別委員会について、すでに同意書に対する矢嶋副組合長の驚くべき見解と、活断層調査の実行について触れているが、ほかにも清水副組合長(原村村長)の発言に対する推進派議員の攻撃などもあった。エンジェル千代子議員のブログに当日の様子が詳しく書いてあるので、よかったら読んでください。
あまりにも遅い段階での活断層調査決定や、約束された住民説明会の不実行など、組合側の度重なる怠慢をまったく問題にしない一方、清水村長の発言だけを取り上げてあれだけぐるになって攻めた推進派議員たちを見て、正直言って目を覆いたくなった。これじゃ議会のチェック機能はどこへやら。上記のエンジェル議員のブログ記事を読んでコメントを投稿した読者は「何故そんなに建設をしたがるのか?」と不思議がっているが、無理もない話だ。
3 件のコメント:
原村の村長は当たり前なことを言っただけで、攻められる筋合いはない。つるし上げに加担した推進派議員にこそ、大きな問題があるように思う。地元の同意などをこれぽっち思っていないようだ。組合議会に川路出身のN議員もいるが、今まで我々の意見は聞いたことは一度もない。推進派にとって22日の会はポーズに過ぎないだろう。やることやって、はい、おしまい。組合の議員だから、住民の観点から勉強して、我々を切り捨てないでもらいたい。
常識的に考えて、今になってやっと活断層調査に動き出した組合を問題視しない議員はいないはずだ。だって真っ先にやるべきことをサボっていたわけだ。しかもこれは典型例に過ぎないしね。そのうち安全面、コスト、スラグ等、色々なぼろが出てくる。こんな計画に微塵も疑いを抱かないで推進するのはどうかしていると思うよ。普通の神経では考えられないな。
原村の清水村長が、公開討論会で言われたことは、全くその通りだと思います。
灰溶融炉について
「住民合意が得られているとは言えない」
「今は一時計画をストップし、もう一度、きちんと住民の皆さんと話し合いをする必要がある」
というのは、至極まともなご意見だと思います。
「これからも住民説明会をする。何回でもやりますよ。」
と言っておきながら、その後、説明会を開かない諏訪南行政事務組合…。
地元区が同意書撤回の意志を表明しているのに、
「同意書の撤回は受け取れない。だから、同意書は生きている」
という富士見町矢嶋町長…。
すごすぎる…、理屈もへったくれもないです。
原村の清水村長の発言には、拍手を送りたいです。
住民のことを、本当に考えてくださっていると思います。
特別委員会で、推進派の議員さん達が、清水村長を吊るし上げたそうですが、そんなことをして建設を押し通そうとするなんて、住民の方を向いていらっしゃらないと思います。
少し調べればわかりますが、灰溶融炉で、焼却灰をもう一度燃やしても、体積はほとんど減らないというデータは、静岡ですでに出ています。
灰溶融炉で、灰が2分の1や3分の1になると言っているのは、メーカーだけです。
勉強した市民がどんどん明らかにしています。
ごみ減量に努力した方が、はるかに安上がりで確実ではないでしょうか?
灰溶融炉は、作っても根本解決にはなりません。
溶融スラグはリサイクルできるといいますが、アスベストのような結果を招くのが恐ろしくて、舗装工事には使いたくはないでしょう。公共工事に無理やり使おうとしても使い切れず、結局最終処分場に逆戻りするのは、目に見えています。
江戸時代のように、全てのごみが土に帰るような生活をするのでなければ、現代の私達の生活では、最終処分場をもう一つ作ることは、避けられないでしょう。
灰溶融炉は、問題を先送りしているだけです。
管理型の最終処分場をもう一つ作るか…、灰を外部委託するか…、平成貝塚という方法もあるようです。
何がベストなのか、行政と住民が一つのテーブルについて、オープンに話し合う場こそが必要ではないでしょうか?
コメントを投稿