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組合は8月3日の特別委員会で調査を行うことを発表しました。
この件に関して改めて強調したいのは:
- こういう調査は柏崎刈羽原発の地震被害を受けてではなく、最初から行うべきだった。行っていないのはきわめて無責任と言わざるを得ません。
- 組合自らの生活環境影響調査の報告書(平成17 年7 月)では、建設予定地周辺の地質について次のように記述されています。「富士見町の南西側は赤石山脈の北端で、この山脈の東側を糸魚川・静岡構造線といわれる大きな断層が走り断層崖を作っているため、山腹の傾斜は大変急で平坦地が少なくなっている。また建設予定地のある富士見町の西山方面は、地質が脆弱なうえ急傾斜地のため、ここを流れる河川は激しい洗掘により崖状の侵食谷を形成しており、山地災害を起こしやすい地形となっている。」 そもそもこう言う場所をあえて唯一の候補地として選んだことは理解し難い。
- 地質はこの計画が抱えている多くの問題の中の一つに過ぎない。たとえ予定地を地質がしっかりしている場所に変えたとしても、作るべき施設ではありません。
4 件のコメント:
「・・たとえ予定地を地質がしっかりしている場所に変えたとしても、作るべき施設ではありません。」・・て、じゃあ何のための地質調査要望なんです?
結局反対のための反対なんですか?
「結局反対のための反対なんですか?」
このブログやネットワークのチラシを読んでも分かるように、この計画に数々の問題がある。地質もその一つとして当然追求すべき事柄だ。しかしほかにも無視できない問題もたくさんあり、地質的に安定した場所で施設を作っても、それらの問題が残る。ネットワークは地質を含め、これからも継続して追求すべき問題をすべて追求していくつもりだ。
実際に反対運動に関われば分かっていただけると思うが、収入や生活まで犠牲にして「反対のための反対」はできるものではない。数多くの危険や莫大なコストをもたらす不要で時代に逆行する施設だからこそ、反対している。
確かに、3.の一文を読むと何のために地質調査を要求しているのか矛盾に感じることはあるかもしれません。
だけど、本当に矛盾しているのは、生活環境影響調査でも「山地災害を起こしやすい地形となっている」という記述があり、さらには県から土石流危険区域に指定されているようなところに、ただでさえ(事故等の)問題がある灰溶融炉を作ろうとしている組合側ではないでしょうか?
灰溶融炉というものの実情を知ると、例え地盤がしっかりした場所であっても作らせてはいけない危険なモノであるということがわかってきました。
ただでさえ危なっかしいモノを、敢えて自然災害の起こりやすいところに作るなんてことは言語道断だと思います。組合には、生活環境影響調査の記述や、土石流危険区域に指定されている場所に、ワザワザ、灰溶融炉を建設しなければならない、という理由を説明してもらいたいものです。
まぁ、ぶっちゃけ、灰溶融炉の存在そのものに疑義を感じているのに建設予定地の地質調査を要求するっていうのは迂遠な気もします。だけどその迂遠さの原因は諏訪南行政事務組合にあるのではないでしょうか?
信濃つばくろうさんへ
貴方も、この会に入って勉強すれば、この施設の内容が理解出来ると思いますが。
皆さん自腹をきって活動されているんですよ。頭が下がるでしょ!
将来のことを考えて、良くないことだから
反対しているのです。
よ~く勉強してください!
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